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「番組二次利用のため、出演した人捜してます」CPRAがリスト公開


 日本芸能実演家団体協議会・実演家著作隣接権センター(CPRA)は、「放送番組に出演された方々を捜しています」と題したサイトを新設した。放送番組の二次利用には出演者の許諾が必要となるが、古い番組では連絡先が不明の場合もあるという。このサイトでは、出演者の名前(芸名)、放送局名、番組ジャンル、放送時期を掲載し、本人または家族、遺族、知人からの情報を求めている。

 同サイトでは、捜している人の名前を50音順で掲載している。現在のところ約300名を掲載しており、すべてNHKの番組。ほとんどがドラマの出演者だが、一部に人形劇やドキュメンタリー、情報教養番組もある。

 CPRAによると、放送番組は原作者や脚本家、作詞・作曲家、実演家(俳優、演奏家)など権利者全員の許諾がなければ二次利用できないが、原作者や脚本家、作詞・作曲家については集中管理事業者による権利処理が進んでいるという。これに対してCPRAでは、実演家の権利の一任型集中管理事業を行っている。


関連情報

URL
  放送番組に出演された方々を捜しています
  http://www.cpra.jp/eizo/fumei/
  放送番組二次利用の一任型集中管理事業
  http://www.cpra.jp/eizo/ichinin/index.shtml

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( 永沢 茂 )
2008/10/20 20:24

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