NTT西日本北九州支店は4日、電気通信設備の撤去工事に関する顧客情報がP2Pファイル共有ソフトのネットワーク上に流出したことを明らかにした。業務再委託先の元派遣社員のPCがウイルスに感染したことが原因。
流出したのは、2008年2月から3月までに実施した電気通信設備の撤去工事の顧客情報。北九州市、中間市、遠賀群の個人208件、法人38件の名前や工事管理番号が含まれていた。データは、業務委託していた協和エクシオの委託先会社の元派遣社員が作成したもの。
NTT西日本北九州支店と協和エクシオでは、該当する顧客には早急にお詫び状を送付するとしている。現時点では、情報の不正使用などの事実は確認されていないという。
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■URL
ニュースリリース(PDF)
http://www.ntt-west.co.jp/kitaQ/k_release/2008/20081104.pdf
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( 増田 覚 )
2008/11/05 16:57
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