なんでも穴埋め問題にできる「写真 de 暗記帳」
アプリ名 | 写真 de 暗記帳(Ver. 1.2.2) | |
こんなときに | テキストを汚さずに穴埋め問題を作りたい | |
価格 | 250円 | |
販売 | TAKAKO HIROSE (C) U/Format | |
URL | http://itunes.apple.com/jp/app/id456496690 |
●画像を取り込んで塗りつぶすだけで、自由に消せる「暗記用ペン」代わりに
学生時代、試験勉強の前には、教科書に専用ペンでマークし、上からシートをかぶせてそれらの文字を読めなくする「暗記用ペン」のお世話になった方も多いのではないだろうか。社会人になってからも、資格試験などで再び暗記が必要になることは多々ある。そんなときに役立つアプリが「写真 de 暗記帳」だ。
写真 de 暗記帳 あらかじめサンプルとして、日本地図の県名当て問題や、英語の意味を答える問題などが用意されている |
「写真 de 暗記帳」は、取り込んだ画像を「カード」として、好きな部分を、好きな色で自由にマスキングし、穴埋め問題を作成できるアプリなのだ。写真やスクリーンショットとして画像化できるものならなんでも暗記帳化できるので、文字による解説だけでなく、地図上の地名、概念図中のフレーズ、設計図中のパーツ名など、さまざまなものに使える。テキストはできるだけ綺麗にしておきたい、必要なところだけ問題にして持ち歩きたいという方にぴったりなのである。
使い方は「暗記用ペン」の感覚と変わらないが、透明シートは不要だ。1画面中に好きな色を何色でも自由に使うことができ、解答時には、マークを消しゴムで消す感覚で、好きな場所を1か所ずつ指で消せるので、答えを確認しながら解いていくことができる。もちろん、画面全体のマークをまとめて消すことも可能だ。さらに、自作したカードには、4段階で苦手度を把握できるアイコンを付けられるほか、問題の表示回数や、解答の所要時間などが確認できるなどの機能も備わっている。
教科書やノートと違ってページめくりはできないが、1度作成したカードを何度も再編集できるところもメリットだ。すでに覚えてしまった部分からはマークを外し、間違えやすい部分だけに再編集できるので、自分の習熟度に合わせ、問題を作り替えていくことで暗記をサポートできる。
実際にカードを作成するときは、まず未整理などの適当なグループを開き、右上の[+]ボタンをタップする。「カード追加」画面で、タイトル、グループ名、タグ、ステータスを指定したら、ベース画像として、写真か手書きのいずれかを選択する。手早く作るなら、写真が便利だろう。暗記帳化したい画像を指定したら、ペンのアイコンが描かれた「チェックシート」ボタンをタップし、単語などを塗りつぶしていくだけだ。取り込んだ画像が小さくても、拡大して作業できる。ペンの太さは3種類、画面に表示しておけるパレットは3色だが、好きな色を自由に作り出せる。
塗りつぶしが完了したら、右上の[完了]ボタンをタップする。これで問題作成は完了だ。あとはグループからカードを呼び出し、問題に答えるだけである。メニューバーがあると問題が隠れて見えないこともあるが、そんなときは画面を素早く2回タップすればオン/オフが可能だ。
作成できるカード数が10枚に限定された無料版「写真 de 暗記帳 Lite」も用意されているので、これから勉強に活用してみたいという方は、ぜひお試しいただきたい。
カードを作るときは、グループを開き、右上の[+]をタップ | カード追加画面が開くので、タイトル、グループ、タグ、ステータスを指定 |
ベース画像は写真か手書きが選べる | 画像まで指定したら、「チェックシート」を選択 | 画面を拡大し、単語を塗りつぶす | パレットを長タップすると、色を変更できる |
塗りつぶしが終了したら、[完了]をタップ | カードの向きは、縦横どちらでも作成できるが、カードを開く際、端末の向きが違うときは、画面を回転するよう促すという親切な機能も | 実際に作成した問題に答える。塗りつぶした箇所は指でこする | 画面をダブルタップすると、メニューバーが消える |
カード表示中に[編集]を選ぶと、再び編集画面に。カードの表示回数や所要時間もリセットできる | タグやグループは編集できる | 検索機能 | 設定画面 |
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2012/4/11 06:00
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