イベントレポート

第6回モバイル活用展 秋

ミニ四駆にIntel Edison搭載、疾走車両からMQTTプロトコルでリアルタイムにデータを収集・活用~NCデザイン&コンサルティング

 10月26~28日に幕張メッセで開催された「Japan IT Week 秋 2016」の展示会「第6回モバイル活用展 秋」で、ミニ四駆を自社出展ブースいっぱいに疾走させている展示があった。

 これは、NCデザイン&コンサルティング株式会社のIoTプラットフォームである「AppPot IoT」とエンタープライズBaaSの「AppPotバックエンドサービス」のデモだ。ミニ四駆にバッテリー電圧や加速度・ジャイロ、コースの線を識別するフォトリフレクターのセンサーを設置し、ワンボードコンピューターのIntel EdisonからMQTTプロトコルで送信する。それをAppPot IoTで受けてデータ分析基盤に保存し、AppPotバックエンドサービスによってウェブで速度やバッテリー残量、周回数、ラップタイムなどのデータを表示している。

 なお、同社では全9人が在宅勤務しているという。定期的に直接集まり、今回の展示内容も2週間前に集まったときの飲み会の席で決まって、ハードとソフトを急いで組み上げたとのことだった。

ミニ四駆が疾走するNCデザイン&コンサルティング株式会社のブース
展示している技術の解説。「AppPot IoT」と「AppPotバックエンドサービス」のデモとなっている
ミニ四駆にセンサーとIntel Edisonを搭載
データをリアルタイムで表示