イベントレポート

第8回 教育ITソリューションEXPO

電子工作キットやIoTデバイスにもなるブロックモジュール「SAM Labs」

 5月17~19日に開催された「第8回 教育ITソリューションEXPO」の「学びNEXT みらいの学びゾーン」では、ボードコンピューター、教材用ロボット、学習用アプリなどを用いたプログラミング教育コンテンツが多数展示された。

 リンクスインターナショナル株式会社のブースでは、Bluetooth機能を内蔵したブロックモジュールと専用のビジュアルプログラミングソフト「SAM Space app」がセットになったSTEM教育ツール「SAM Labs」の先行展示を行っていた。

 各ブロックモジュールは、スイッチやLED、センサー、各種アクチュエーターなどそれぞれ機能を搭載。電源を入れるとアプリ上で自動認識され、プログラムや条件をマウス操作で紐付けることでモジュール間の通信が可能になる。コーディングの必要がなく、無線で接続できるのが特徴だ。

 ブロックをTwitterやFacebook、IFTTTと連携するIoTデバイスとして作製したり、電子工作キットとしても利用できる。

スイッチ、スライダー、感圧センサー、傾きセンサー、DCモーターなどの機能を持ったブロックモジュールをラインアップ
専用アプリ「SAM Space app」はAndroid/iOSやWindows、Mac OSに対応。認識したブロックモジュール同士をマウス操作だけで紐付け可能
動作条件やアプリとの連携も随時追加できる
スイッチと感圧センサーを同時に押すとモーターが回転する組み合わせを作ってみた

 なお、国内での販売時期や価格は未定としている。