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モリサワ、大胆なかすれが特徴の毛筆フォント5書体を9月提供開始

 株式会社モリサワは、大胆なかすれが特徴となる株式会社昭和書体の毛筆フォント5書体を「MORISAWA PASSPORT」契約ユーザー向けに9月より提供する。

 昭和書体フォントとして提供されるのは、80歳の書家・綱紀栄泉が書き綴った毛筆諸本を株式会社昭和書体がデジタル化して提供している41種類の「昭和書体毛筆フォント」のうち、楷書体の「昭和楷書」、デザイン書体の「銀龍」「闘龍」「黒龍」「陽炎」の計5書体。OpenType形式のフォントとして提供される。

「昭和楷書」
「銀龍」
「闘龍」
「黒龍」
「陽炎」

 利用可能なOSはWindows 10/8.1/7/Vista、Mac OS X 10.7以降。Mac OS X 10.6以前とWindows 8は、8月31日で新書体サポートが終了するため、利用できない。

 なお、モリサワでは、2016年の新書体として、凸版文久ゴシック2書体、秀英角ゴシック2書体と、多言語に対応する「UD新ゴ 簡体字 R/M/DB/B」、かな書体である「秀英アンチック」「秀英四号かな」「秀英四号太かな」、デザイン書体の「うたよみ」「はせ筆」など17書体を発表している。タイ文字60書体とあわせ、9月よりMORISAWA PASSPORTなどで提供されるとのこと。

「凸版文久ゴシックDB」
「凸版文久見出しゴシックEB」
「秀英角ゴシック金M」「秀英角ゴシック銀M」