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Twitter、ミュート機能をタイムラインにも拡大、嫌がらせアカウントに対しては自動で機能制限するなど対策を強化

 Twitterは1日、迷惑アカウントへの新たな対策方法、新ツールについて発表した。今後数週間をかけて順次提供していく。

 ユーザーの報告の有無にかかわらず、攻撃的な行為を行うアカウントをTwitter側で識別できるようにする。例えば、該当アカウントのツイートはフォロワーのみの閲覧に限定され、機能を一定期間制限する対処を行う。メンションではない形で、誰かへの攻撃的な内容のツイートを行っているアカウントや、Twitterルールに違反する行為を行っているアカウントなどが対象になる。

 なお、アカウントへの一時的な規制は、不適切な行為が明確に認められた場合のみアルゴリズムによって行うが、「新しいツールのため、しばらくの間は間違いが起こる可能性もある」としている。

 プロフィールに画像が設定されていない状態や、メールアドレス、電話番号の認証が行われていないアカウントなど、特定のタイプのアカウントからの通知をフィルターできる機能も追加。

 特定のキーワードや会話を含むツイートの通知をミュートする機能を2016年11月より導入しているが、これをタイムラインにも拡大する。ミュート期間は「1日」「1週間」「1ヶ月」「永久に」から選べるようになる。

 そのほか、ユーザー自身や他のアカウントが受けた嫌がらせツイートやアカウントに関する報告に対して、Twitterからも連絡を返すようにする。その報告により、Twitterが必要な措置を行う場合にも通知を行うとしている。