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LEGOやドローンなどを動かせる! プログラミング学習アプリ「Swift Playgrounds」がアップデート

 Appleは5日、「Swift」言語によるプログラミング学習用のiPad向けアプリ「Swift Playgrounds」の新バージョン「1.5」の提供を開始した。対応環境はiOS 10以上を搭載するiPadシリーズ。

 Swift Playgroundsは、入力したコードの通りにキャラクターを動かして、パズルを解いたり課題をクリアすることで、命令の与え方、関数やループの使い方、条件付きコードや変数といったプログラミングの概念が学べるアプリ。

 新バージョンでは、「プレイグラウンド」の追加画面に「アクセサリ」の項目が追加された。ここから「LEGO MINDSTORMS EV3」などの各デバイスに対応するテンプレートなどの項目を追加してプログラミングすることで、BluetoothでiPadと接続したデバイスを動かせるようになる。対応デバイスの一部は、Apple Storeでも販売が開始されている。

自分で組み立てたLEGOロボット、乗り物、機械などをプログラミングして動かせる「LEGO MINDSTORMS Education EV3」
障害物にぶつかると反応する各種センサーをプログラミングで制御できるボール型ロボット「Sphero SPRK+」
Parrot製ドローン「Mambo」「Airborne」「Rolling Spider」の離陸、着陸、転回、宙返りといった動作を制御できる
「UBTECH Jimu Robot Meebotキット」で組み立てたロボットの歩行、ウェーブ、踊りなどの動作をプログラミングできる
目を取り囲む12個のLEDや2つの駆動輪、各種センサーなどをプログラミングで制御できる「Wonder Workshop Dash」
楽器が演奏できなくても、触って音楽を奏でられる触覚型キューブ「Skoog」

 Appleソフトウェアエンジニアリング担当シニアバイスプレジデントのクレイグ・フェデリギ氏は「世界中で子どもから大人まで100万人以上が、すでにSwift Playgroundsを通じて、Swiftによるコードの基礎を楽しくインタラクティブな手法で学んでいます。さらに今後は、自分で作ったコードの動作をその場で確認しながら、Swift Playgroundsから直接、お気に入りのロボット、ドローン、楽器をコントロールすることも可能になります。これは本当にエキサイティングでパワフルな学習方法です」と述べている。