PCやAndoroidでユーザー情報を共有する「BIGLOBEゲート」β版


BIGLOBEゲート

 NECビッグローブ(BIGLOBE)は20日、Webサイトのブックマークや閲覧履歴などのユーザー情報を“パーソナルクラウド”上で管理して、PCやスマートフォンで共有できるサービス「BIGLOBEゲート」β版の提供を開始した。BIGLOBE会員に登録すれば、無料で利用できる。

 「BIGLOBEゲート」では当初、Webサイトのブックマーク情報を共有できる「つんどく」と、Twitterクライアント「つぶやく」を提供する。PCの動作環境は、OSがWindows 7/Vista/XPおよびMac OS X、WebブラウザーがFirefox 3.5以降で、専用アドオンをインストールする必要がある。また、スマートフォンは、Android 1.5以降を搭載した機器で、現時点でNTTドコモの「HT-03A」が対応する。

 「つんどく」は、PCまたはAndoroid機器でWebサイトのブックマークを共有でき、保存したブックマークは閲覧状況に応じて「未読」「読了」に分類される。ブックマークは、PCからはドラッグ&ドロップ操作で、Andoroid機器からはステータスバーからの操作で登録できる。

 「つぶやく」は、サイドバー上でTwitterの新着メッセージの確認や投稿、返信などが可能。アドオンの一機能として動作し、「つんどく」と切り替えて利用できる。

 β版期間は2010年3月末までで、以降は正式サービスへと移行する予定。また、BIGLOBEのアドレス帳やメールサービス「ウェブリメール」、書籍やCDなどを管理できる「MonoColle(モノコレ)」などとの連携を順次進めるほか、対応するWebブラウザーや機器を順次拡大する考えだ。


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(村松 健至)

2010/1/20 14:42