「はやぶさ」発光確認後、10分間で2万7000件以上のツイート


 NECビッグローブ株式会社(BIGLOBE)は15日、小惑星探査機「はやぶさ」に関するツイートについての分析結果を公表した。

 分析は、1日あたり800万件に上る日本語のツイートを対象に、評判情報を分析するサービス「ツイッターデータ分析サービス」の基盤を活用したもの。


小惑星探査機「はやぶさ」ツイート数の推移

 これによると、日本時間の6月13日夜に地球へ帰還した「はやぶさ」についてはTwitter上で盛り上がりを見せ、カプセルを分離した同日19時51分ごろからツイート数が上昇し始め、22時51分ごろの大気圏突入、そして22時57分ごろの地上からの発光確認後の動画・写真公開をピークに、多くのツイートが投稿されたという。10分ごとのツイート件数を示すグラフでは、22時50分からの10分間で約1万6000件に上り、さらに23時からの10分間では2万7000件を突破している。

 内容としては、「お帰りなさい」「頑張れ」「綺麗」「感動」「切ない」「号泣」など。評判については、15日18時20分時点で、ポジティブ発言が49.8%、ネガティブ発言が2.1%、どちらでもないものが48.1%となっている。


本田圭佑選手ツイート数推移

 BIGLOBEでは、日本時間の翌14日夜に行われたサッカーワールドカップの日本対カメルーン戦で得点を決めた本田圭佑選手に関するツイートについても分析している。10分ごとの推移グラフでは、23時39分ごろに同選手が得点した前後でツイート数は約1万4000件を数え、さらに23時48分ごろに前半を終了した前後に約1万6000件でピークを迎えた。なお、15日10時現在の分析結果では、同選手に関するツイート数は3768件で、代表メンバー中でトップ。2位の田中マルクス闘莉王選手の1624件を大きく引き離している。 

 BIGLOBEが運営する、Twitter情報サイト「ついっぷるトレンド」では、はやぶさやサッカー日本代表選手に関する特集ページを設け、ツイートの傾向などを伝えている。


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(永沢 茂)

2010/6/15 19:34