「Google Chrome 9」Windows版、Flash上でIMEが使えない不具合を修正


 米Googleは10日、ウェブブラウザー「Google Chrome」のWindows版をバージョン9.0.597.98にアップデートしたと発表した。Flashコンテンツ上でIMEが使えず、日本語や中国語などを入力できなかった不具合を修正したとしている。

 この不具合はGoogle Chromeの開発版やベータ版で以前より指摘されていたもので、オープンソースブラウザープロジェクトのChromiumでも報告され、ニコニコ動画利用者への影響などが懸念されていたようだ。しかし、2月はじめに正式公開された「Google Chrome 9」安定版でも残っていたという。

 サイバーエージェントが運営する仮想空間コミュニティサービス「アメーバピグ」(Flashを使っている)のスタッフブログでも8日、Google Chromeから利用した際に日本語が入力できない不具合が発生していることを伝えていた。


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(永沢 茂)

2011/2/14 18:13