「Google News」英語版、「+1」したユーザーの表示を開始


 米Googleは22日、「Google News」の「+1」対応を強化する新たな取り組みを開始したことを発表した。

 Google News英語版の「Spotlight」セクションで、自分とソーシャルな関係にある人が「+1」ボタンをクリックすると、ソーシャルサーチのようにそのユーザーのサムネイルが記事下部に表示されるようになった。

 利用するには、まず自分自身がサインインしている必要がある。一方、掲載されるユーザーは、自分のGmailコンタクトに掲載されているか、自分のGoogle+サークルに所属しており、かつパブリックに「+1」をクリックした人に限られるとしている。

 Spotlightセクションで表示されているユーザーからは、直接Google+プロフィールを表示させることができ、そこで彼らがその記事に対して述べた意見を読むことができる。

 もちろんユーザー自身が「+1」ボタンをパブリックにクリックして他の人に知らせることも可能だ。

 Google Newsはすでに数カ月間にわたって「+1」ボタンを表示させている。しかし、ソーシャルサーチのような仕方でボタンをクリックしたユーザーが表示されるようになったのは今回が初めてのことだ。今後この機能がGoogle Newsの他のセクションにも拡大されていくのかが注目されるところだ。

 Google NewsのSpotlightセクションは、調査報道、評論、特集記事など、比較的長い期間にわたって読むことができるニュースや文章を、コンピューターアルゴリズムによって自動的に選別し、集めたセクションとなっている。SpotlightセクションはGoogle News英語版の左欄メニューに表示されている。


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(青木 大我 taiga@scientist.com)

2011/11/25 11:49