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Google、「Picnik」「Urchin」など6サービス/製品の提供打ち切りを発表


 米Googleは20日、同社で優先度が低いと判断した6つのサービスを打ち切ることを発表した。

 同社は昨年来、実験的プロダクトを公開するサイト「Google Labs」を閉鎖するなど、利用者が少ない、または同社にとって優先度が低いと考えているサービスを打ち切り、それらのリソースを重要度の高いプロジェクトに振り向ける方針をとっている。

 今回、打ち切りが発表されたのは「Picnik」「Urchin」「Google Sky Map」「Social Graph API」「Google Message Continuity」「Needlebase」の6つ。

 Picnikは、Googleが2010年に買収した写真編集ウェブアプリケーションだ。2012年4月19日にサービスを停止する。ユーザーは写真をZIPファイルとしてダウンロードするか、Google+にコピーすることができる。また、有料会員は全額払戻しを受ける。

 Urchinは、2005年に買収したウェブ解析クライアント製品で、そのオンライン版が現在「Google Analytics」として知られるようになった。Googleはクライアントホスティングバージョンのライセンス販売を3月をもって停止する。購入した製品そのものは「今後何年も問題なく動作し続けるだろう」としているが、今後はリソースをGoogle Analyticsに振り向け、その利用を推奨している。

 Google Sky Mapは、センサーによって望遠鏡のように天体についての情報を得ることができるAndroidアプリだ。Googleは今回、Sky Mapをオープンソースとして公開し、カーネギーメロン大学の学生プロジェクトとして支援することを発表した。

 Social Graph APIは、人々の繋がりについての情報処理を行うことができるAPIだが、同社によると「考えていたほど利用されなかった」としており、2012年4月20日をもって完全に停止する。

 Google Message Continuityは、エンタープライズ顧客向けのメールディザスタリカバリサービスだ。オンプレミスのMicrosoft Exchangeシステムで送受信したメールをGoogleクラウドにバックアップできる。しかしGoogleでは、同種機能をGoogle Appsで提供していることから、このサービスのサポートを停止し、既存顧客にはGoogle Apps移行を推奨している。既存顧客は、契約期間内は引き続き使用することができるとしている。

 Needlebaseは、GoogleがITA Software買収によって得たデータマネジメントプラットフォームで、2012年6月1日をもってサービスを停止する。このテクノロジーは、Googleの他のデータに関連したイニシアチブに統合することが検討されているとしている。


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(青木 大我 taiga@scientist.com)

2012/1/23 11:36