災害時のウェブ活用について仙台で国際会議、Googleが7月2日開催


 グーグル株式会社は、「Big Tent 2012:自然災害とIT活用に関する国際会議」を7月2日に宮城県仙台市で開催すると発表した。被災地で求められる情報、安否情報へのアクセス、災害時におけるソーシャルメディア活用法など10テーマについて、国内外の有識者が話し合う。参加費は無料。同社サイトで参加登録を受け付けている。

 基調講演は、国連事務総長特別代表・防災担当のマルガレータ・ワルストロム氏。このほか、Googleのクライシスレスポンス担当者はじめ、アマゾンジャパン、Twitter Japan、NTT東日本、NTTドコモなどからも担当者が登壇する。

 昨年発生した東日本大震災やニュージーランドのクライストチャーチ地震では、Googleが開発・公開した「パーソンファインダー」が安否情報確認に利用された。また、クライストチャーチ地震では、ソーシャルメディアを利用して学生ボランティアが組織化された例、2010年のハイチ地震ではボランティアがウェブの地図作成ツールで詳細な地図を作成し、災害救援隊が活用した例もあったという。

 このように近年では、災害時の支援活動などのためにウェブやソーシャルメディアを活用する動きが広まっているが、これらはまだその一例に過ぎないとGoogleでは指摘。「インターネットが、大きく災害救助・救援活動の支援や効率化に貢献することができると考えている」として、国際会議では、各国の事例・成果を共有するとともに今後の課題を議論するという。


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(永沢 茂)

2012/6/11 13:57