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職業訓練授業で体験版ソフトを不正使用、Adobeに賠償金700万円払い和解


 ウェブデザインなどを目的としたソフトの使用方法を学ぶ授業を実施していた職業訓練の実施機関が、正規ライセンスを購入せずに同ソフトの体験版を使用していた問題で、職業訓練の実施機関は5日、ソフトの著作権を有するAdobe Systemsに損害賠償金700万円を支払って和解した。

 今回問題となったソフトの体験版は、ソフトを購入するか否かを判断するための評価やデモンストレーションのためにのみ使用することを条件に、無償提供されているもの。商業目的に使用することは禁止されていた。一般社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)の不正コピー情報窓口に寄せられた情報に基づき、Adobeが代理人弁護士を通じて対応したところ、問題が発覚した。

 ACCSでは、「他の体験版ソフトウェアについても同様に、商業目的・営利目的等での使用が認められていないものが多くある」とコメント。体験版ソフトを使用するにあたっては、使用許諾契約などに示されている使用条件を確認した上で、正しく使用してほしいと呼びかけている。


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(増田 覚)

2012/7/18 14:16