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NTTレゾナント、健康データを自動転送する安価なUSBドングルを発売
~インテルとNTTレゾナントによるパーソナル・ヘルスケア推進施策で
(2013/9/25 16:01)
NTTレゾナント株式会社とインテル株式会社は9月25日、家庭やオフィス環境において、PCを利用したパーソナル・ヘルスケアを普及促進すると発表した。
NTTレゾナントは、PCを使って健康データを自動転送できる安価なUSBドングル(Bluetooth)「ヘルスケア コンティニュア HDP対応 USBアダプタ BT-Micro4-H」をNTT-X Storeにて販売開始する。NTT-X Store価格は1980円。
インテルの「ヘルスケア・キット」の技術を使ったUSBドングル対応の「gooからだログ コンティニュア アプリ ver.2」も合わせて提供。「gooからだログ コンティニュア アプリ ver.2」は、「gooからだログ」から無料でダウンロードできる。対応OSは、Windows 7 SP1(32bit/64bit)およびWindows XP SP3(32bit)。
「ヘルスケア・キット」は、コンティニュア規格対応の健康機器で測定した健康データをグラフや表形式で表示するアプリケーション。アプリケーションをダウンロードした後はパソコン単体での利用も可能で、複数ユーザー対応、健康データの手入力にも対応する。
インテルは従来から、コンティニュア規格対応の健康機器で測定した健康データをPCで容易に記録、管理できる「ヘルスケア・キット」を無償で提供。コンティニュア規格対応の健康機器を利用した健康管理の啓蒙とプロモーション活動を展開してきた。
NTTレゾナントは、クラウド型健康管理サービス「gooからだログ」で、ダイエットや健康増進のために健康データを記録、管理できるヘルスケア・サービスを無料で提供。「gooからだログ」ユーザーは、血圧や体組成(体重、BMI、体脂肪率)などを、コンティニュア規格に対応した健康機器で測定すると、PCやスマートフォン経由で、クラウド上の「gooからだログ」に自動転送し記録することができる。
自動転送の仕組みをスマートフォン以外で利用するためには、コンティニュア規格に対応したPC、もしくはコンティニュア規格対応のUSBドングルとPCが必要になる。コンティニュア規格に非対応のPCでも「gooからだログ」への自動転送などを利用したいという要望があり、NTTレゾナントでは、従来より安価で小型な新しいUSBドングルの販売を行うことにしたもの。
USBドングル(型番:BT-Micro4-H)はプラネックスコミュニケーションズ社製で、コンティニュア規格のHDP(Health Device Profile)に対応。低消費電力動作モードのBluetooth Ver. 4.0、およびBluetooth Ver. 3.0+EDRに対応する。
コンティニュア・ヘルス・アライアンスは、パーソナル・ヘルスケアの質的向上を目的に、ICTを利用した健康機器や医療機器、ヘルスケア・サービスの連携を実現するため、全世界で約200社の企業や団体が参画する業界団体。相互通信を可能にする通信規格に関するガイドラインを策定を行っている。
血圧計や体組成計、血糖値計など、複数の健康、医療機器を連携させ、計測したデータを自動的に転送し一元管理することで、健康管理の利便性向上を目指している。