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20代女性の検索利用がGoogleに流れ始めた? Yahoo!を逆転したとの調査結果

 女性向けウェブサイト制作/コンサルティング事業「アイウェイヴ」などを展開するステージグループは3日、20代・30代の女性が主に利用する検索サイトについての調査結果を発表した。日本の検索サイトではYahoo! JAPANがトップシェアとなっているが、この調査では、20代女性においてわずかだがGoogleがそれを上回ったとの結果が出ている。

 調査は、関東・中部・近畿地方の20〜39歳の女性を対象に、9月20日から30日までインターネットで実施したもの。有効回答数は321人(既婚率は46%)。

 これによると、インターネットで商品(サービス)を検索する際に主に利用する検索サイトは、「主にYahoo!を利用」が50.8%、「主にGoogleを利用」が42.7%。「主にMSN(bing)を利用」が1.9%、「主に、上記以外のサイトを利用」が2.2%、「どれを使っているか分からない」が1.6%、「検索サイトは使わない」が0.6%、「その他」が0.3%。やはり、Yahoo!が過半数を占めてトップになっている。

インターネットで商品(サービス)を検索する際に主に利用する検索サイト(全体)

 ただし年代別で見ると、30代では「主にYahoo!を利用」が61.6%、「主にGoogleを利用」が31.3%で、Yahoo!が大きく上回っているが、20代では「主にYahoo!を利用」が45.9%、「主にGoogleを利用」が47.7%となり、差はわずかだがGoogleが逆転している。

インターネットで商品(サービス)を検索する際に主に利用する検索サイト(年代別)

 こうした傾向が出てきた理由としては、スマートフォンやタブレット端末からのインターネット利用が増えるにつれ、特に意識して利用する検索サイトを選んでいるようなユーザーでなければ、普段使う検索サイトが自然とGoogleになっている可能性が考えられるかもしれない。実際、他社の調査などでは20代のスマートフォン所有率の高さが指摘されているため、20代女性でGoogle検索の利用が増加していても不思議ではない。

 しかし、アイウェイヴの今回の調査では、自分専用に所有しているデバイス(複数回答)も聞いているが、デスクトップPCが20代で35.1%、30代で32.3%、ノートPCが20代で67.1%、30代で72.7%、スマートフォンが20代で69.8%、30代で63.6%、タブレットが20代で10.8%、30代で10.1%だった。20代女性でGoogleの利用が多いのは、必ずしもスマートフォンユーザーの多さに比例しているわけではないという。

 アイウェイヴによると、一般的にYahoo!検索の利用が多い日本国内において、特に女性ユーザーは、ポータルサイトとして利用しているYahoo!を検索でも活用することが多いとされており、Google検索を選ぶ傾向はあまりなかったという。今回の調査結果から、女性ユーザーにおいても、ネットリテラシーの高まりにより検索サイトの活用に世代交代が起こっている可能性が見受けられるとしている。

 なお、アイウェイヴがこれとは別に9月に行った調査では、興味のある商品やサービスについて調べる方法として、「PCを使ってインターネットで調べる」との回答が約60%に対して、「スマートフォンを使ってインターネットで調べる」も約40%あったという。「今後はスマートフォンを駆使し、検索サイトといえばGoogle検索を選ぶ女性ユーザーも増加すると考えられる」としている。

(永沢 茂)