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10〜17歳が使うケータイの56.8%がスマートフォン〜内閣府調査

 内閣府は、10〜17歳の青少年約1800人から回答を得たインターネット利用動向調査について、速報版の結果を公表した。携帯電話およびスマートフォンの所有率は59.5%で、そのうち子ども向けでない一般的なスマートフォンを所有している青少年の割合は56.8%だった。

携帯電話の利用率および端末種別比率(画像は発表資料より引用)

 調査は、「平成25年度(2013年度) 青少年のインターネット利用環境実態調査」という名称で、実施期間は2013年11月9日〜12月8日。満10歳〜17歳の青少年と同居保護者各3000人を対象に、個別面接形式で行われた。調査回収率は青少年が1817人(60.6%)、保護者が1993人(66.4%)。

 青少年全体(1817人)での携帯電話・スマートフォン所有率は59.5%(1082人)。このうち、所有端末を種類別に調査したところ、最も多かったのが「スマートフォン」で56.8%だった。その他は、「子ども向けスマートフォン」1.6%、「子ども向け携帯電話」19.8%、「その他の携帯電話」21.8%だった。スマートフォンが占める割合は、平成24年度の調査で36.0%だったが、1年で約1.5倍となった。

 スマートフォン利用比率の高まりは高校生で特に顕著で、82.8%に達した。対して、中学生は47.4%、小学生では13.6%。なお、小・中学生では「子ども向けスマートフォン」を利用しているケースが2%程度あった。

 携帯電話・スマートフォンを所有している青少年のうち、同端末でインターネットを利用しているのは小学生で44.3%、中学生で82.1%、高校生で96.7%。利用目的については、前年度比で「メール」が横ばい、もしくは下降傾向を見せる一方で、「SNSサイト等コミュニケーション」「チャット等のコミュニケーション」「調べもの」「ゲーム」「(音楽や動画等の)閲覧」が各年代でおおむね伸びた。

 インターネット利用時間も全体的に延びる傾向となった。携帯電話・スマートフォン合計での1日あたり平均利用時間は107.4分だが、スマートフォンに限定しての平均値は132.6分にまで高まった。

 フィルタリング利用率は、携帯電話・スマートフォン所有者の55.2%で、前年度調査の63.5%から約8%低下した。端末種別調査においては、携帯電話でフィルタリング利用率が66.7%だったのに対し、スマートフォンでは47.5%にとどまるなどの差も出ている。

 「インターネット接続機器の利用ルールを家庭内で決めているか」という設問には、青少年と保護者の双方から回答を求めた。結果、ルールを決めていると回答した青少年は57.4%、保護者は67.0%で、認識にギャップがあることも分かった。

フィルタリング利用率(画像は発表資料より引用)

(森田 秀一)