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「3.11」と検索すれば10円が寄付される〜ユーザーに代わってヤフーが拠出

 ヤフー株式会社は3月11日、「Yahoo!検索」において、チャリティー「Serach for 3.11」を実施する。同日、Yahoo!検索で「3.11」と検索すると、ユーザー1人につき10円が寄付される。ユーザーに代わってヤフーが拠出する。

 「なぜ、検索するのか。検索ワードには、言葉の先に人の想いがあります。検索することで、復興までの長い道のりを今なお歩み続けている被災地のことを忘れず、思い、知ろうとすることに繋がる。それが今も、これからもできることだと考え、チャリティーを企画しました。少しでも多くの方にこの取り組みに参加いただいて、あらためて震災からの復興や、今後起こりうる災害への対策などを考えてもらうきっかけになればうれしいです。」(Yahoo! JAPAN検索メディアユニットの西田修一氏)

 寄付先は、東日本大震災復興支援財団を予定している。岩手、宮城、福島の子供たちの教育、スポーツ、保育、奨学金の支援活動を行う財団だという。

 なお、Serach for 3.11の対象となるのは、3月11日0時〜23時59分に検索が行われた「3.11」というキーワードのみ。「3月11日」「3,11」など、類似の表記・意味のキーワードについては原則として寄付は行われない。

 寄付金の上限額は500万円で、Serach for 3.11により行われた具体的な寄付金額は3月12日に発表する。

 とはいえ、500万円という上限は、50万人が「3.11」と検索すれば到達する計算だ。Yahoo!検索のユニークユーザー(ユニークブラウザー)数の月間9730万という利用規模を考えれば、1日間のチャリティーであっても、その金額を達成するのは十分にありえることだ。最初からヤフーは500万円を寄付するつもりでおり、むしろ1人でも多くのユーザーに「3.11」と検索させるために用意した仕掛けと言えるかもしれない。「3.11」と検索すれば、当然ながら検索結果ページには東日本大震災に関する情報がリストアップされることになる。「発生から約3年が経過し、震災の記憶が少しずつ風化していく中、もう一度、3月11日に想いを寄せるきっかけを創出したい」という狙いがヤフーにはある。

(永沢 茂)