Retty、現在地付近の友達のオススメ飲食店がわかるiPhoneアプリ


 ユーザーが訪問した飲食店情報を共有したり、独自の飲食店リストを作成できるソーシャルグルメサイト「Retty」(レッティ)を運営するRetty株式会社は31日、iPhone向けアプリを公開した。App Storeから無料でダウンロードできる。

 Rettyでは、ユーザーが訪問した飲食店を登録することで、「行ったお店」のリストを作成できる。気になるユーザーをフォローし、そのユーザーの投稿から「行きたいお店」リストを作成することも可能だ。

 これまでのグルメサイトについてRettyは、店舗主体の情報や匿名性の高いユーザーの口コミにより成り立ってきたと指摘。これに対してRettyは、「本当に知りたい情報は、友達や嗜好の合う人の口コミ」という発想のもとに開発したという。

 iPhoneアプリでは、フォローしたユーザーが投稿した飲食店に「行きたい」ボタンを押すだけで、「行きたいお店」リストに登録できる。登録した飲食店については、現在地周辺で近い順に表示したり、エリア別に並び替えられる。

 また、自分が訪問した飲食店についてはコメントと4段階の評価、写真を投稿できる。投稿内容はFacebookとTwitterにも同時投稿が行える。これまで、スマートフォン向けにはウェブアプリを提供していたが、写真はメール経由でしか投稿できなかった。

 iPhoneアプリの公開を記念してRettyは、連れていってほしいお店をアピールできる「連れてってキャンペーン」を11月9日まで実施する。同キャンペーンではPC向けサイトのタイムライン上に「連れてって」ボタンが表示され、このボタン獲得数の上位者にRettyが食事代をプレゼントする。

 今後は、Android向けアプリを年内に公開する予定。


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(増田 覚)

2011/10/31 10:00