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「Chrome for Android」最新版、翻訳機能追加、タブレットでの全画面表示も
(2013/7/12 18:45)
米Googleは10日、ウェブブラウザー「Chrome for Android」の安定版をアップデートしたと発表した。
今回のバージョン「28.0.1500.64」では、タブレット端末でフルスクリーン表示に対応した。スマートフォンと同様に、表示しているウェブページを下へスクロールしていくとツールバーが消える。
また、モバイルウェブにおける言語障壁の解消に向けて、Google 翻訳の翻訳機能をビルドイン。ユーザーが使用している言語以外のウェブページを表示すると、翻訳バーが表示される。また、アラビア語やペルシア語、ヘブライ語など右から左へ記述する(RTL)言語のUIを最適化したとしている。
さらにGoogleでは、Chrome for Androidのベータ版向けに実験的に提供しているデータ圧縮サービスを、近日中に追加することを明らかにした。これは、Googleに設置したデータ圧縮用のプロキシーサーバーを経由することで、データ転送量を圧縮するもの。ウェブページの読み込み高速化技術「SPDY」を利用するとともに、画像フォーマットを変換するなどしてデータ転送量を圧縮する。スマートフォンやタブレットで回線帯域を節約し、ページの読み込みを高速化するほか、よりセキュアにブラウズできるとしている。