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雨雲をARで発見、日本気象協会の「Go雨!探知機」アプリがAndroidに対応

 一般財団法人日本気象協会は、雨量データをAR(拡張現実)で閲覧できるアプリ「Go雨!(ごうう)探知機 -XバンドMPレーダ-」のAndroid版をリリースした。対応OSはAndorid 2.2以降。Google Playから無料ダウンロードできる。なお、広告除去権を100円(税別)で販売する。

「Go雨!探知機 -XバンドMPレーダ-」Android版

 国土交通省のXバンドMPレーダ(XRAIN)による雨量情報を周囲5kmの範囲で取得し、Android端末のカメラで映した周辺画像上に重ね合わせて表示してくれるアプリ。カメラを向ける方位に応じて、360度どの方向で雨が降っているか把握できる。iOS版は2013年7月に先行リリースされた。

 端末を上に向ける(地面に対して水平方向をカメラで写す)と、空にあたる部分に雨量情報がメッシュ状にオーバーレイ表示される。一方、端末を下に向ける(地面をカメラで写す)と、レーダー風に雨量分布が表示される。

(森田 秀一)