やじうまWatch

多い? 少ない? サービス開始から10年のセカンドライフが利用者統計を公開

 アバターを用いて仮想世界を自由に行き来できるサービスとして2003年に登場した「セカンドライフ(Second Life)」。その先見性よりも、どちらかというとツッコミどころの多さが話題になり、内容よりもネットユーザーにいじられていたことのほうが記憶に残っているという人も多いだろう。そんなセカンドライフがこのたび10周年を迎え、開発元であるLinden Labが利用者の統計をまとめたプレスリリースを発行した。ユーザーが仮想世界内で費やした時間は21万年分、作られたアカウントは3600万人分、売り買いされるバーチャルグッズは1日平均120万点であるなど、多いのか少ないのかいまいち実感のわかない数字が並んでいる。プレイ自体は今でも可能であるにもかかわらず、国内ではこのリリース自体がほとんど話題になっていないのも、セカンドライフの現状を象徴しているが、たとえ一部のユーザーによるとはいえきちんと存続していること自体は、立派なことだといえるだろう。

◇Makers of Shared Creative Spaces(Linden Lab)
http://lindenlab.com/releases/infographic-10-years-of-second-life
◇【やじうまWatch】 サービス開始から10年、2012年のセカンドライフはすごかった(INTERNET Watch)
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/yajiuma/20121113_572541.html

(tks24)