インプレス R&D が提供する情報コミュニティサイト 「Web 担当者 Forum」 に掲載された情報を毎週一度、まとめてご紹介するこのコーナー、今回は解説記事 16 本とニュース記事 11 本です。
今回の目玉は、書籍『楽天市場公式 ネットショップの教科書』のコンテンツからWeb担向けの内容をピックアップして特別公開する「楽天市場公式 ネットショップの教科書オンライン版」。
まず公開されたのは、「ネットショップ成功のサイクルは『集客 → 参客 → 接客 → 増客』」と「トップページはお店の魅力を凝縮した『お店の顔』」の2つ。今後も数日おきにどんどん書籍の内容を公開していきます。太っ腹!
もちろん、Web担全面協力の下インターネットメディア総研が実施した「インターネット利用動向調査報告書〈ウェブ担当者編〉2007」を元にした特集「日本のWeb担当者2000人の大調査報告書」の記事も順次公開されています。
今回公開されたのは、Web担の調査とWeb広告研究会の調査の2つを踏まえて富士通総研の田中氏が企業サイトの運営を分析した「Web広告研究会&Web担 2つの調査結果に見る『効果を上げる企業サイトの運営方法』」と「Web担当者の多忙な日々:31%がSEOを実施、ブログは23%、フィードは……」の2本。比類のない調査データをぜひご覧ください。
さて、編集部では長らく時間をかけて制作した「検索エンジンが順位を決める53の要因(39人のSEOプロが評価した重要度とコメント付き)」を公開し、ソーシャルブックマークでも大注目を集めて一息ついています。これを全部翻訳会社に依頼すると大金がかかってしまうので、全部自分で翻訳したのです。疲れたから今週はゆったりさせていただきます。はい。
■Web担 先週の注目記事
Web担で先週公開された記事の中から、特に人気のあったものを厳選! 読んでおかなければ話題に乗り遅れる?
※オレンジ色の のマークはWeb担編集部のお勧め記事。
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[日本のWeb担当者2000人の大調査報告書]
Web広告研究会&Web担 2つの調査結果に見る「効果を上げる企業サイトの運営方法」
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2007/09/25/1789
by 田中 秀樹(富士通総研/Web広告研究会 調査委員会)
[特集]日本のWeb担当者
「インターネット利用動向調査〈ウェブ担当者編〉2007」は回答数が2,055社と多く、調査内容も掲載メニューやマーケティングの実施状況といった企業サイトの状況に加えて、Web 2.0に対する意識や年収などWeb担当者個人に関するものまでと幅広い。企業サイトやWeb担当者の実態を知る上で有益なデータだ。
おもしろい結果がいろいろと出ているが、ここではWeb広告研究会が行った「第3回企業ホームページ運営状況調査」の結果も加えて、効果の部分に焦点をあててサイト運営のポイントを探った。
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[SEOmoz[検索マーケティングのニュース&テクニック]]
アクセス解析ツール比較レポートにみる製品ごとの誤差や違い、そして利用のポイント (必読!)
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2007/09/26/1951
by SEOmoz
アクセス解析の大手のベンダの製品を比較検討するという途方もない努力と作業が必要なプロジェクトがあったのだが、ついに、とてもすばらしいレポート「2007年アクセス解析徹底比較」が公開された。
このレポートは必読の内容だが、中身を全部日本語訳できないのが残念だ。
とはいえ、ここでは、レポートの内容とそのプロジェクトを進めたエリック氏へのインタビューから、「アクセス解析ツールの利用で注意しなければいけないこと」「どんな企業にどんなアクセス解析ツールが向いているのか」「アクセス解析ツールから得られるデータの誤差やツールによる違い」などの重要なポイントに絞って解説しよう。ぜひ読んでみてほしい
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[楽天市場公式 ネットショップの教科書 オンライン版]
トップページはお店の魅力を凝縮した「お店の顔」
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2007/09/28/1885
by 楽天大学+三木谷浩史
特別公開! 楽天市場公式 ネットショップの教科書 オンライン版
ネットショップの運営ノウハウ、繁盛する秘訣を楽天スタッフ自らが書き下ろした書籍『楽天市場公式 ネットショップの教科書』の内容をオンライン版として特別に公開しています。
今回のテーマは、トップページです。インターネットショップの「接客の場」である「お店のページ」の中から、まずは「トップページ」を説明していきます。
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[SEOmoz[検索マーケティングのニュース&テクニック]]
効果的なオンラインマーケティングのための適切な時間配分
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2007/09/28/1959
by SEOmoz
「ウェブサイトのオーナーや担当チームが個々の作業に費やす時間の理想的な配分」を明らかにするといいんじゃないかと考え、「バイラル的な価値(口コミで伝える価値)を持つ、権威あるコンテンツの構築」「新しい機能やデザインの開発」「キーワード、業界、競合相手の調査」「オンラインコミュニティへの参加」「ビジターに関するデータに基づく試験と調整」「手作業によるリンクビルディング」のそれぞれに何%ぐらい時間を費やすかという視点でまとめてみた。
もちろん僕の個人的なアドバイスだが、この分野では多くの場合、この記事で示した割合に近づけることで、費やした時間に対する見返りが最大になるだろうというのが僕の考えだ。
■Web担 先週の解説記事
Web担の解説記事には、ウェブサイトをビジネス活用したい人向けの情報がたっぷり詰まっています。
※オレンジ色の のマークはWeb担編集部のお勧め記事。
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[企業ホームページ運営の心得]
集合知の虚像ドコモ2.0。みんなの意見はそんなに正しくない
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2007/09/26/1949
by 宮脇睦(有限会社アズモード)
豪華俳優陣では飽きたらず、KAT-TUNまで追加招集したNTTドコモの金満キャンペーン「ドコモ2.0」。企業体力にものを言わせた広告展開も追い風とはならず、8月のドコモの契約者数は9か月ぶりの「純減」となり、4か月連続首位のソフトバンクと、王者の風格が漂い始めたauと較べて「1人負け」となりました。
そんなドコモですが「ドコモ2.0」のCMは、好感度調査では高評価を得ておりCM総合研究所の発表で総合1位、オリコンのCM好感度ランキングでは7~8月と首位となっています。CM好感度も契約者数もどちらも「みんなの意見」で、Web 2.0的にいうなら「集合知」です。正しい答えを出すはずの「みんなの意見」が、それぞれ正反対の評価を下していることになるのではないでしょうか?
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[楽天市場公式 ネットショップの教科書 オンライン版]
ネットショップ成功のサイクルは「集客 → 参客 → 接客 → 増客」
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2007/09/26/1883
by 楽天大学+三木谷浩史
特別公開! 楽天市場公式 ネットショップの教科書 オンライン版
ネットショップの運営ノウハウ、繁盛する秘訣を楽天スタッフ自らが書き下ろした書籍『楽天市場公式 ネットショップの教科書』の内容をオンライン版として特別に公開しています。
今回のテーマは、ネットショップ運営の基本。一般的な「集客→ 接客 → 増客」というサイクルに「参客」という項目を加えた「顧客増大サイクルの四ステップ」の基本を理解しましょう。
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[日本のWeb担当者2000人の大調査報告書]
Web担当者の多忙な日々:31%がSEOを実施、ブログは23%、フィードは……
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2007/09/28/1790
by Web担編集部
[特集]日本のWeb担当者
ウェブサイトは単にページが作って置いてあればいいわけではなく、Web担当者が行わなければいけないことは非常に多い。管理コストを減少させて効率的にコンテンツを更新するためのコンテンツ管理システムの導入や、アクセスを増やすためのSEOやキーワード広告の施策、PDCAサイクルをまわすためのアクセス解析などだ。こういった施策を他のWeb担当者はどのように行っているのだろうか。
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[SEOmoz[検索マーケティングのニュース&テクニック]]
検索以外の方法でトラフィックを獲得するには――リンク経路セグメントの構築
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2007/09/25/1943
by SEOmoz
今回は、「アクセス向上」をSEO以外の手法で行うやり方「リンク経路」の構築について解説しよう。
SEOに成功した場合の検索エンジンからの訪問者数は大きい。それは確かだ。しかし、SEOをやっていようがやっていまいが、検索エンジン以外からの集客はまた別の誘導として価値があるのだ。
ただし、ここで語るのは単に自サイトへのリンクを増やす話ではない。経路として考えた誘導だ。
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[ユーザー投稿記事]
We Googled Youで情報暴露時代のビヘイビアを考える
http://web-tan.forum.impressrd.jp/u/2007/09/26/1957
by 新上幸二(株式会社グローバルウェイ)
検索エンジンによって発生する情報暴露のインパクトを数学的に考えてみよう。情報の衝撃度を示す数値として、ここでは「情報エントロピー」を使う。
ある世界の中に存在する、それぞれの情報の衝撃度の期待値を意味する「情報エントロピー」が、次のようにして求められるとすると、
H(P)=-∑P(A)logP(A)
検索エンジンが世の中にもたらした情報エントロピーへの影響とは……
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[ユーザー投稿記事]
10/19開催「クチコミを利用したWebサイト構築と効果測定セミナー」(10/19)
http://web-tan.forum.impressrd.jp/u/2007/09/28/1972
by 株式会社フィードフォース
ブログ、SNSにおけるクチコミが、近年無視できないほど社会に影響を与えているのは実感していることだろう。クチコミの影響を企業はどのように捉えるべきかという視点から、クチコミサイト(ブログなど)が果たす役割と効果をどのように測定し、活用していくかというポイントについて語るセミナーを、フィードフォースとドゥ・ハウスが協同で開催する。
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[ユーザー投稿記事]
株式会社コトラ、セカンドライフ上で「就活温泉」を開設
http://web-tan.forum.impressrd.jp/u/2007/09/25/1955
by KOTORA
金融業界専門の転職エージェントのコトラは、就職活動を行う学生のための交流の場「就活温泉」を、10月1日にセカンドライフ上で開設する。
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[ユーザー投稿記事]
金融業界のセミナーを一発検索「セミナーサーチ」 オープン
http://web-tan.forum.impressrd.jp/u/2007/09/25/1956
by KOTORA
コトラは、金融関連のセミナーや交流会を扱う情報サイト「セミナーサーチ」を開設した。
- [注目のニュース記事]
モバイル検索の利用経験は9割以上~アップデイトがモバイル検索に関する利用動向調査を実施
http://web-tan.forum.impressrd.jp/n/2007/09/24/1946
モバイルを中心にメディアレップ事業・広告代理事業を手がけるアップデイト内に設置しているMMD研究所(モバイルマーケティングデータ研究所)は、無料ホームページ作成サービスなど計17社、モバイルサイト18サイトの協力の下、「携帯電話の検索サイトに関する利用動向調査」を実施し、その結果を発表した。
10代から50代以上まで4336回答に基づいた調査では、「携帯電話の検索サイト利用経験割合は9割以上」「利用頻度は若年層が高い傾向」「検索サイトの利用シーンは『自宅にいる時』が約5割」「検索方法は『単数ワードで検索』が約4割」「1検索サイトあたりで必要な情報を見つけるまでに確認するのは『2~3ページ』が約4割」「必要な情報を見つけるまでに複数の検索サイトを利用」などの興味深い結果が得られた。
■Web担 先週のニュース記事
大手のニュース媒体では紹介されない、ホームページの企画・構築・運営や、ウェブマーケティング関連のニッチなニュース記事ならWeb担で。
※オレンジ色の のマークはWeb担編集部のお勧め記事。
(2007/10/03)
Web担当者Forum
http://web-tan.forum.impressrd.jp/
本気でホームページを活用したいWeb担当者のための情報を毎日更新でお届けする情報コミュニティサイト。扱うテーマはWeb 2.0やウェブマーケティングからSEO/SEM、アクセス解析、CMS、ユーザビリティ、情報デザイン、レンタルサーバーなど幅広く、実践的な解説や事例、インタビューなどが満載だ。
Web担当者Forumは、インターネットマガジンの後継メディアとして、ウェブマスターやウェブマーケター向けに特化しており、ウェブサイトを中心に隔月刊の雑誌やセミナー、書籍、イベント、ウェビナーを組み合わせたクロスメディア展開をしている。
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