「さっきのページに戻って」「悪くはないけどインパクトが」「色が派手じゃない」。パワーポイントでのプレゼンは便利なようで不便な気がします。ですが重箱の隅がつつきやすく、指で示せるヴィジュアルが「思いつき」に説得力を与えます。
他社のサイトを例に挙げた会議で「クイズコーナーがいいね」と、本筋とは無関係の「捨てページ(遊びとも呼ぶ)」に役員が反応します。彼らの顔を立てるのも会議の技術ですから「なるほど」と賛意を示し、「それではどんなクイズを?」と尋ねると「同じ様な」と中身には興味がありません。
中身=コンテンツの重要性を論じるのは今さらですが「ホームページの果たす役割」から再確認することができます。
クイズを推奨した理由は「滞在時間」と「リピーター」いう概念を仕入れ、そこからクイズが役立つのではということでした。どちらも大切なことですが、小手先(手法)だけ真似しても期待した効果は望めません。