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HD-PLCの概要
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「Interop Tokyo 2006」の松下電器産業ブースでは、高速電力線通信「HD-PLC(High Definition ready high speed Power Line Communication)」に対応した日本向け製品を参考出展している。
HD-PLCは、建物内の電力線を使用して物理速度で最大190Mbpsのデータ通信が行なえるホームネットワーク技術。会場では、既に米国で販売しているHD-PLC対応Ethernetアダプタ「BL-PA100」のほか、日本国内向け製品としてタップ型のHD-PLC対応コンセントやネットワークカメラなどを出展している。
タップ型コンセントはBL-PA100と同様に、コンセントに差し込んだ後に本体ボタンを押下するだけでセキュリティ設定が可能な機能が付加されている。また、ネットワークカメラは、日本国内で販売されているネットワークカメラにHD-PLC対応モジュール組み込んだ製品となる。いずれの製品も、2006年秋に予定されているPLCに関する法制度が整い次第提供開始できる状態まで開発が進んでいるという。
このほか、松下電器産業ブースでは2005年5月に発売したスイッチングハブ内蔵の宅内LANパネル「まとめてねット」などを利用したFTTH宅内配線向けソリューションや、同軸ケーブル上で物理速度で250Mbpsのインターネット通信を可能とする技術「c.LINK」向けコンセントなどを参考出展している。
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タップ型のHD-PLC対応コンセント
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HD-PLC対応ネットワークカメラ
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HD-PLC対応モジュール
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BL-PA100
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新築住宅向け光ファイバ配線システム
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c.LINK向け同軸コンセント
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関連情報
■URL
松下電器産業
http://panasonic.jp/
Interop Tokyo 2006
http://www.interop.jp/
■関連記事
・ 松下がHD-PLCをデモ、24MbpsのHD映像やネットワークカメラの映像を伝送(2006/04/19)
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( 大久保有規彦 )
2006/06/07 21:27
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