NTT Comの大規模通信障害、原因となった大手町ビルの電源が本格復旧へ

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NTT Comの大規模通信障害、原因となった大手町ビルの電源が本格復旧へ

　NTTコミュニケーションズ（NTT Com）は10日、5月31日に発生した大規模通信障害の原因となった大手町ビルの電源設備故障について、6月22日までに本格復旧へ向けた電源設備の切り替え工事を実施すると発表した。

　現在、大手町ビルの電源設備は仮復旧状態にあり、通信設備へは電源がバイパス供給されている状態にあるという。NTT Comでは本格復旧に向け、まずUPSと分電盤を含む新たな電源設備を2系統用意。その後、通信設備への配線を1系統ずつ差し替える。これにより電源設備が二重化され、同様の故障が発生したとしても瞬断なくサービスが利用できるとしている。

　NTT Comでは、大手町ビルの工事の進行状況について順次Webサイトで公表していく。さらに、すべての拠点においてUPSと分電盤を含む配電系統の二重化を早急に実施するとしている。

関連情報

■URL
　ニュースリリース
　 http://www.ntt.com/otemachi/

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（永沢茂）
2004/06/10 19:45

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