ルクセンブルクのSkype Technologies S.A.は9日、「Skype for Pocket PC Version 1.0」を発表した。Pocket PCをOSとして動作するPDAで使えるフリーソフトで、4月に公開されたベータ版から5カ月で正式版の登場となった。
このソフトはWi-Fiで接続した環境のもとで、「Skype for Windows」など他のプラットフォーム上のSkypeと高音質で無料通話できる。また、プライバシーを守るための暗号化や、5人まで参加できる電話会議、インスタントメッセージなど他のプラットフォームとの共通機能も利用できる。
さらに、世界中の固定電話や携帯電話に有料で国際電話がかけられる「SkypeOut」サービスが組み込まれている。SkypeのWebサイトで事前に支払いを済ませておくことで利用可能だ。
モバイル関連の技術発表会「DEMOmobile」のエグゼクティブプロデューサーでテクノロジービジョナリーでもあるChris Shipley氏は、「Skype for Pocket PC 1.0は、無線PDA市場のキラーアプリケーションである」と述べている。
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■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.skype.com/company_news.html
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( 青木大我 taiga@scientist.com )
2004/09/10 12:48
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