UFJカードは7日、同社のクレジットカード利用者8人がフィッシング詐欺の被害に遭ったことを明らかにした。被害総額は約150万円。
UFJカードによれば、2004年9月から10月にかけてルーマニアなどにおいて同社の偽造カードの使用が発覚。調査したところ、33人のクレジットカードが偽造され、うち8人のカードにより現金を借り入れるキャッシングが不正に利用されていることが判明したという。偽造されたカードは、架空のメールを利用者に送ってカード番号などを入力させる、フィッシング詐欺により不正に入手したカード情報によって作成したものと思われるという。
UFJカードでは、盗難や偽造カードの不正利用を常時モニタリングしており、クレジットカードの不正利用は原則として利用者の負担にならないように対応するという。また、UFJカードがカード番号や暗証番号などをの入力をメールで求めることはなく、利用者に対してはこのようなメールを受信しても、決して指定されたWebページへのアクセスなどをしないように注意を呼びかけている。
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■URL
ニュースリリース
http://ufjcard.com/company/attention_news.html
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( 三柳英樹 )
2005/02/08 13:27
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