マイクロソフトは7日、WindowsやOfficeなど同社製品の更新プログラムを一元的にダウンロードできるサービス「Microsoft Update」を開始した。Microsoft Updateは3月に、法人など一部ユーザーに限定してベータ版が提供されていた。
Microsoft UpdateがサポートしているOSは、Windows Server 2003 SP1、Windows Server 2003、Windows XP、Windows 2000 SP4/SP3。なお、従来のWindows Updateを継続して利用することも可能だ。
各ユーザーに対してマイクロソフトでは、最新のService Packを適用してMicrosoft Updateを利用することを推奨しており、SPを当てていないWindows XPでは2004年8月まで、Windows 2000 SP3では2005年5月までに公開された更新プログラムしか適用することができない。また、Windows Server 2003では2007年6月以降、Windows XP SP1では2006年9月以降は、新しい更新プログラムが提供されない。
このほかMicrosoft Updateでは、Office 2003/XP、Exchange Server、SQL ServerなどのMicrosoft製品に対する更新プログラムが提供される。これらの各製品においても、最新バージョンを適用しないと、更新プログラムを入手できない仕組みになっている。
関連情報
■URL
Microsoft Update
http://update.microsoft.com/microsoftupdate/
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( 増田 覚 )
2005/06/08 17:38
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