ウェブセンス・ジャパンは7日、警視庁からの要請を受け、児童のインターネット犯罪被害の抑制に全面協力すると発表した。
ウェブセンスは、悪質な犯罪に関連するサイトについて、警視庁ハイテク犯罪総合センターから継続的に情報の提供を受ける。具体的には、自殺をほのめかすサイトや爆弾の作り方を紹介するサイト、公序良俗に違反するサイトなどが含まれる。
ウェブセンスでは、それらの犯罪関連サイトを、同社が提供するフィルタリングソフトで用いるデータベースに追加する。これまで以上に、児童を有害サイトの悪影響から守ることができるとしている。ウェブセンスによると、同社のフィルタリングソフトは東京都内の教育機関で多く採用されているほか、東京都庁でも使われているという。
ウェブセンスのほか、フィルタリングソフトを提供するデジタルアーツとネットスターも、警視庁から犯罪関連サイト情報の提供を受けることをすでに発表している。
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■URL
ニュースリリース
http://ww2.websense.com/global/ja/PressRoom/PressReleases/PressReleaseDetail/?Release=0509071007
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( 増田 覚 )
2005/09/08 13:51
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