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大阪府立大の助教授、ネットカフェに学生情報含むHDDを置き忘れ


 大阪府立大学は9日、同大助教授が学生情報を含むHDDを紛失してしまったことを明らかにした。HDDには、氏名や成績などの個人情報が含まれていた。現在のところ、個人情報が不正に利用された報告は受けていないという。

 同大学によれば、経済学部助教授が5月3日20時頃、大阪市内のインターネットカフェに私物の外付けHDDを持参して作業をしていたところ、HDDを置き忘れてしまったという。1時間後に気付いて店に問い合わせたが、見つからなかったため、翌4日に警察に連絡した。現時点までにHDDは発見されていない。

 流出したのは、2000年度から2006年度までに助教授が開講していた科目やゼミに参加していた学生情報などのべ730人分。受講生氏名、学籍番号、成績、メールアドレス、携帯電話番号などが含まれていた。

 同大学では、当該学生に事実関係を知らせるとともに、お詫びの文書を送付するという。また、再発防止のため、教職員に対する指導・啓発を一層強化するとしている。


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URL
  ニュースリリース(PDF)
  http://www.osakafu-u.ac.jp/news/pdf/news060509.pdf

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( 増田 覚 )
2006/05/11 16:52

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