アンラボは29日、同社のスパイウェア対策製品「アンラボ スパイゼロ」とウイルス対策製品「アンラボ V3 ウイルスブロック」に、ファイル交換ソフト「Winny」と「Share」の本体を検出する機能を追加搭載すると発表した。この機能の追加による料金変更はない。
アンラボではこれまで、同様の機能を持つ「アンラボ ウィニーシールド」「アンラボ ウィニーワクチン」をフリーソフトとして別途提供していた。今回、このWinnyとShareの検出・削除(任意)機能を6月9日からスパイゼロに、6月中旬からウイルスブロックへ搭載する予定だ。家族が気付かないうちにWinnyやShareをインストールしてしまう可能性のある、家庭の共有PCでの活用を想定しているという。
なお、定義ファイルのパターンでWinnyとShareを判別するため、ファイル名が変更されていても検出可能だという。さらに、今後、Shareの新バージョンなどがリリースされた場合にも、定義ファイルの更新で迅速に対応するとしている。一方、検出を望まない場合はスキャン対象外にも設定できる。
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■URL
ニュースリリース
http://www.ahnlab.co.jp/news/view.asp?seq=1661&pageNo=1&news_gu=01
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( 永沢 茂 )
2006/05/30 11:46
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