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「ORICON STYLE」の訪問者が1年で4.2倍に~ネットレイティングス調査


「ORICON STYLE」ユニークユーザー数の推移
 オリコンが運営するエンターテイメントポータル「ORICON STYLE」への訪問者数が、1年で約4.2倍に増加したことがわかった。ネットレイティングスが24日に発表した、6月のインターネット利用動向情報サービスの調査結果で明らかになった。

 ORICON STYLEのユニークユーザー数の推移を見ると、2006年6月は381万9,000人で、2005年6月の91万8,000人と比べ、1年で約4.2倍に増加している。ネットレイティングスでは、「ORICON STYLEは、情報価値とブランド力のある音楽ヒットチャートの無料動画配信や独自の調査によるさまざまなランキング情報を発信。それが広くニュースや記事として取り上げられることにより、同サイトへ多くの新規ユーザーを呼び込んでいると思われる」と分析している。

 ORICON STYLEの総ページビュー数の属性別構成比を見ると、「19歳以下」が37.5%でトップ。次に「40~49歳」23.0%、「30~39歳」20.2%となる。これについてネットレイティングスは、「10代の熱心な利用状況が浮かび上がっており、ポータルサイトとして他にあまり例のないユニークな存在」とコメントしている。

 なおオリコンは、独自にWebビーコン型全数アクセス解析サービス「サイトセンサス」によるユニークユーザー数を公表している。それによると2006年5月度のユニークユーザー数は522万人となり、ネットレイティングスが発表した視聴率データとは異なる。これは、ネットレイティングスの視聴率データが家庭からのアクセスのみを対象としているため。ネットレイティングスは、「全数アクセス解析の訪問者数は視聴率による訪問者数を約1.8倍した数と一致しているので、データ精度の一貫性は保たれている」としている。

 ネットレイティングス代表兼チーフアナリストの萩原氏は、「オリコンは音楽ヒットチャートのブランドですが、スポーツ・芸能などさまざまなエンターテイメント・コンテンツの提供においてもそのノウハウを生かしている。ORICON STYLEは、エンターテイメントの特化型ポータルサイトとして先進的な試みを積極的に展開するなど、非常にユニークなサイトとして急成長を遂げている。視聴率データで400万人弱、全数解析では700万人という数字は、他の総合ポータルサイトにも匹敵する水準」と分析している。


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URL
  ニュースリリース
  http://www.netratings.co.jp/New_news/News07242006.htm

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( 野津 誠 )
2006/07/24 15:42

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