ユニバーサルワークスは1日、都道府県や政令指定都市など自治体の公式サイトについてアクセシビリティを調査した「自治体サイトWebアクセシビリティ調査2006」を公開した。
調査対象は、全国47都道府県、15政令指定都市などの公式サイト。調査は8月8日から31日にかけて行なわれ、視覚障害者を含むユニバーサルワークスのテスターが実際に各サイトにアクセスし、50項目のチェックリストに沿って各サイトのアクセシビリティを採点した。
採点結果は、「音声化対応」「操作性」「可読性」「レイアウト」「汎用性」の5つの項目について6段階のレーダーチャートにまとめられ、各サイトについての評価コメントが加えられている。また今回は、各自治体サイトの調査結果に対するトラックバック送信も可能になった。
調査では各サイトの順位付けなどは行なわれていないが、都道府県では鳥取県、京都府、香川県、政令指定都市では名古屋市、さいたま市が全項目に渡り高い評価を受けている。このほかユニバーサルワークスは、会社所在地である静岡県の42市町のサイトについてもあわせて調査結果を発表している。
関連情報
■URL
自治体サイトWebアクセシビリティ調査 2006
http://www.u-works.co.jp/jichitai/index.html
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( 野津 誠 )
2006/09/01 16:30
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