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「ひかり電話」通信障害の原因は、処理増加に伴うソフトウェア不具合


 NTT東日本は22日、19日から21日にかけて発生した通信障害の原因を発表した。

 まず19日については、呼制御サーバーにおける一部サービス機能の処理増加に伴うソフトウェア不具合により、呼制御サーバーの輻輳が発生。その影響でさらに中継系呼制御サーバーが輻輳していたことが判明したという。

 20日については、19日の輻輳から回復した際に中継系呼制御サーバーが完全な初期状態に戻らなかったため、所定の性能を発揮できずに輻輳を生じたと推測している。

 このソフトウェアの不具合についてNTT東日本では、22日中に安定性を確認し、23日に修正するとしている。また、引き続き詳細な原因究明を行なうとともに、さらなる負荷軽減の緊急対処により一層の安定運用に努めるとしている。


関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.ntt-east.co.jp/release/0609/060922b.html

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( 永沢 茂 )
2006/09/22 20:17

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