東北電力は6日、送電業務を支援するシステム開発に関する資料がP2Pファイル共有ソフト「Winny」のネットワーク上に流出したことを明らかにした。システム開発の再委託先企業の社員が所有していたPCから流出したと見られる。
流出したのは、同社の「送電業務総合支援システム」開発に関わるシステム設計書およびレビュー報告書の一部内容。電力の供給に影響を与える情報や顧客情報は含まれてないという。
東北電力では、「今後、委託会社も含めてさらなる厳重・適正管理を徹底し、再発防止に努める」とコメントしている。
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■URL
ニュースリリース
http://www.tohoku-epco.co.jp/whats/news/2006/10/06.html
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( 増田 覚 )
2006/10/10 12:24
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