トレンドマイクロは17日、セキュリティ対策ソフト「ウイルスバスター」のURLフィルタ機能が、サイバーエージェントの一部Webサイトをブロックしていたことを明らかにした。同現象は7日に「ウイルスバスター2006」と「ウイルスバスター2007」で確認され、17日夕方まで続いた。
URLフィルタ機能が表示をブロックしていたのは、サイバーエージェントが提供するブログサービス「アメーバブログ」。「 http://www.ameba.jp/ 」「 http://ameblo.jp/ 」のURL配下のWebページが、「出会い系」としてカテゴライズされていた。そのため、ウイルスバスターでURLフィルタ機能を有効に設定し、カテゴリ設定で「出会い系」を選択している場合に、該当するWebページが表示されなかった。トレンドマイクロでは17日夕方までにURLフィルタのデータベースの内容を修正し、これらのページが表示されるようにした。
ウイルスバスターではこのほか、11月1日から15日まで、URLフィルタ機能およびフィッシング詐欺対策ツールバーで使用しているデータベースサーバーに接続できない現象が発生。ユーザーが閲覧しようとするWebサイトが、危険であるかどうかチェックされない状況が続いていた。同現象の影響を受けていたのはウイルスバスター2006およびウイルスバスター月額版。データベースサーバーへのアクセスが集中していた際に、同現象が発生していた。
関連情報
■URL
サポート情報(サイバーエージェント社の提供するページがURLフィルタによってブロックされる)
http://esupport.trendmicro.co.jp/supportjp/viewprint.do?ContentID=JP-2060943&View=p
サポート情報(ウイルスバスター2006 インターネット セキュリティ URLチェックサーバ不調について)
http://www.trendmicro.co.jp/support/news.asp?id=875
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( 増田 覚 )
2006/11/20 16:56
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