NTT東日本は、FTTHを利用した企業向けIP電話サービス「ひかり電話ビジネスタイプ」において、12月5日10時56分頃よりNTT東日本エリア全域で発着信がつながりにくい状態が発生していると発表した。
今回の通信障害の原因は、呼制御サーバーの故障によるもので、該当するサーバーに収容されているビジネスタイプのユーザー約850件が対象となっている。なお、「ひかり電話」「ひかり電話オフィスタイプ」などビジネスタイプ以外のユーザーへの影響はないという。発生原因は調査中。
追ってNTT東日本は、12時10分に故障したサーバーを予備系に切り替え安定運用を確認したと発表した。また、通信障害の対象となるユーザー数が約823件であることを明らかにし、呼制御サーバのソフトウェアを中心に原因の調査を行なっているという。
関連情報
■URL
「ひかり電話ビジネスタイプ」のつながりにくい状況について
http://www.ntt-east.co.jp/release/0612/061205c.html
「ひかり電話ビジネスタイプ」のつながりにくい状況について(第2報)
http://www.ntt-east.co.jp/release/0612/061205d.html
「ひかり電話ビジネスタイプ」のつながりにくい状況について(第3報)
http://www.ntt-east.co.jp/release/0612/061205e.html
■関連記事
・ NTT西日本、ひかり電話の通話状況は現時点で安定。引き続き監視を強化(2006/10/26)
・ 「ひかり電話」通信障害の原因を特定、23日にソフトウェア修正を実施(2006/09/25)
・ NTT和田社長、会見で「ひかり電話」の通信障害について謝罪(2006/11/14)
( 大久保有規彦 )
2006/12/05 17:18
- ページの先頭へ-
|