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マイクロソフトが「MS07-002」の修正版を公開、Excel 2000の不具合を解消 |
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マイクロソフトは18日、1月の月例パッチ「MS07-002」により発生したExcel 2000の不具合について、MS07-002の修正版（MS07-002 v2）をリリースした。修正版はExcel 2000に対してのみのリリースで、Excel 2003/2002を利用しているユーザーには影響はない。 この問題は、マイクロソフトが日本時間1月10日に公開した月例パッチ「MS07-002」を適用した場合、Excel 2000で一部のExcelファイルが開けなくなる不具合が発生したもの。マイクロソフトではこの問題を調査した結果、Excel 2000で日本語・韓国語・中国語モードで作成したExcelファイルに埋め込まれる「ふりがな」の取り扱いに問題があったことを公表していた。 MS07-002は、Excel 2000環境では脆弱性の深刻度が最も高い“緊急”とレーティングされていたが、パッチを適用すると不具合が発生する事態となっていた。このため、マイクロソフトではExcel 2000ユーザー向けのMS07-002の修正版を公開。この修正版は、以前のMS07-002を適用していないユーザーでもそのままインストールできる。適用にはOffice Updateを利用するか、Webから手動でパッチをダウンロードする必要がある。 関連情報 ■URL MS07-002 http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/ms07-002.mspx Excel 2000 セキュリティ更新プログラム：KB925524 http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyId=5CCF4455-6B22-4249-93D7-661D12839292&displaylang=ja ■関連記事 ・ 「MS07-002」適用によるExcel 2000の不具合、MSが技術情報を公開（2007/01/12） ・ 「MS07-002」の不具合はExcel 2000固有の問題、マイクロソフトがコメント（2007/01/11） ・ 1月の月例パッチ「MS07-002」をExcel 2000に適用した場合に不具合が発生（2007/01/10）
（ 三柳英樹 ）
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