米Googleは14日、Webメールサービス「Gmail」を全世界で一般公開したと発表した。これですべての地域において招待状なしでGmailを使用できるようになる。現在「www.gmail.com」で登録を受け付けている。
Gmailは2004年4月1日にベータ版として初めて公開された。招待状がなければ使用できない期間が長く続いたが、その後、米国で携帯電話のショートメッセージサービスを使って登録できるようになった。また、オーストラリア、ニュージーランドでは一般公開された。日本では2006年8月23日から、登録すれば誰でも利用できるようになっていた。
この数年間にはユーザーインターフェイスの改良といった小さな変更だけでなく、Googleのインスタントメッセージサービス「Google Talk」との統合などの大きな機能も追加されてきた。先週も英語版サービスでは最大で5つのメールアカウントの内容をPOP3によってGmailから読めるようにする新機能が追加されている。なお、一般公開されたとはいえ、Gmailは依然としてベータ版の表記を付けたままであることに注意が必要だ。
関連情報
■URL
Gmail(英文)
http://www.gmail.com/
Gmailの日本語最新情報
http://mail.google.com/mail/help/intl/ja/whatsnew.html
Google公式ブログの該当記事(英文)
http://googleblog.blogspot.com/2007/02/from-gmail-with-3.html
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( 青木大我 taiga@scientist.com )
2007/02/15 11:47
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