「ニコニコ動画」にDDoS攻撃、サービスを一時停止

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「ニコニコ動画」にDDoS攻撃、サービスを一時停止

現在、ニコニコ動画のトップページはサービス一時停止のお知らせとなっている

　ニワンゴは23日、再生中の動画上にコメントを表示するサービス「ニコニコ動画」に対してDDoS攻撃が行なわれていることを公表し、サービスを一時停止した。ニワンゴでは現在対策を行なっており、現時点でサービス再開の時期は未定。

　ニワンゴによれば、ニコニコ動画に対するDDoS攻撃は20日から始まり、Webサーバーおよびメッセージサーバーに対するSYN flood攻撃が続いているという。21日深夜の段階では同時に30台程度の攻撃だったため手動でブロックしていたが、22日夜には攻撃が1,000台以上となりサービスを停止。23日午前5時頃には攻撃を行なっている端末は3,000台以上に増えているとしている。

　この攻撃により、ニコニコ動画と同一ネットワーク上にあるドワンゴのモバイルサイトにも影響が出始めていることから、ニワンゴではネットワークの分離作業を実施する。また、DDos攻撃への対応も進めているが、ウイルスやボットネットなどどのような原因で攻撃が続いているのかは調査中としており、サービス再開の時期についても現時点では未定としている。

関連情報

■URL
　ニコニコ動画（β）メンテナンスのお知らせ
　 http://www.nicovideo.jp/

■関連記事
・「新しい価値を作った」ニコニコ動画（β）監修の西村博之氏インタビュー（2007/02/09）
・動画上にコメントが載せられる「ニコニコ動画」、ニワンゴがベータテスト（2007/01/15）

（三柳英樹）
2007/02/23 14:16

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