エリクソンや松下電器産業、ソニーなど9社は19日、IPTVサービスの普及に向けてエンドツーエンドの仕様を策定する業界団体「オープンIPTVフォーラム」を設立したと発表した。
オープンIPTVフォーラムの設立に参加した企業は、エリクソン、松下電器産業、ソニーに加え、AT&T、フランス・テレコム、フィリップス、サムスン電子、シーメンス、テレコム・イタリアの9社。同フォーラムでは、コミュニケーションおよびエンタテインメント業界の企業に参加を呼びかけており、業界の枠を超えてIPTV関連技術の標準化を迅速に進めることを目的にしている。
2007年後半までに、IPTVで想定されるサービスの要求仕様とアーキテクチャ仕様、プロトコル仕様を策定する予定。また、オープンスタンダード技術に基づいて、著作権保護やインターフェイス技術、家庭用機器との相互接続性を保証するための施策にも取り組むとしており、具体的にはDLNAやIMSがその候補に含まれているという。
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■URL
ニュースリリース(日本エリクソン)
http://www.ericsson.co.jp/press/2007/20070320.htm
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( 村松健至 )
2007/03/20 14:19
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