NTT東日本およびNTT西日本は、ルータを利用したセキュリティサービス「フレッツ・セーフティ」を2007年度をめどに終了すると発表した。具体的な日時などはユーザーの利用状況を踏まえ、確定次第発表する予定という。
フレッツ・セーフティは、家庭内など同一ネットワーク内のセキュリティ対策を、フレッツ・セーフティ対応の専用ルータを使って一括で行なうサービス。NTT東日本では2002年10月からサービスを開始しており、NTT西日本でも2005年2月に同名サービスとして提供している。
セキュリティ対策サービスとしては、NTT東日本が専用サーバーを利用して複数台のセキュリティ対策が可能な「フレッツ・ウイルスクリア」を2007年2月に開始。また、NTT西日本でも「フレッツ・光プレミアム」でセキュリティ対策機能を標準提供している。NTT東西ではこれらサービスの提供によりフレッツ・セーフティの加入者が減少していることから、2007年度末をめどにサービスを終了するとした。
すでにNTT東日本では3月9日よりフレッツ・セーフティの新規申し込み受付けを終了しており、NTT西日本でも4月26日に新規申し込み受け付けを終了する。NTT東日本ではユーザーに対して「フレッツ・ウイルスクリア」を、NTT西日本では「フレッツ・光プレミアム」「フレッツ・v6アプリ」を案内するほか、NTT西日本ではセキュリティ対策に関する個別のコンサルティングも行なっていく。
関連情報
■URL
ニュースリリース(NTT東日本)
http://www.ntt-east.co.jp/release/0704/070419a.html
ニュースリリース(NTT西日本)
http://www.ntt-west.co.jp/news/0704/070419a.html
関連記事:NTT東日本、セキュリティー対策サービス「フレッツ・セーフティ」を提供開始
http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2002/0930/safety.htm
■関連記事
・ NTT西、ルータでセキュリティ対策を行なう「フレッツ・セーフティ」(2005/02/23)
・ NTT東、フレッツ新セキュリティサービス「フレッツ・ウイルスクリア」(2007/02/26)
( 甲斐祐樹 )
2007/04/19 18:23
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