ドリームボートは26日、コンテンツ配信プラットフォーム「SkeedCast」を利用して、GDHグループのゴンゾおよびゴンゾロッソがアニメーション作品を期間限定で配信すると発表した。
SkeedCastは、P2P技術を技術を基盤としたコンテンツ配信プラットフォーム。今回の配信は、総務省が支援する「P2Pネットワーク実験協議会」の実証実験の一環として行なわれ、P2Pネットワークの利用によるサーバー負荷の軽減やコスト削減などが検証される。コンテンツ配信の実施期間は2007年12月26日から約1年間の予定。
配信するアニメーション作品は、ゴンゾが制作した「スピードグラファー」と2008年春放送予定の「ドルアーガの塔」のプロモーションビデオ、ゴンゾロッソが制作した「Project PAPO」の3タイトル。標準画質(1Mbps)、高画質(3Mbps)のほか、HDクオリティの超高画質(8Mbps)配信も行なう。
視聴料金は、「スピードグラファー」が1話につき標準画質1,000円、高画質1,500円。「Project PAPO」が1話につき標準画質・高画質・超高画質とも150円(1話のみ無料)。「ドルアーガの塔」は無料(ストリーミング形式での配信)。また、2008年1月31日まではキャンペーン期間として、スピードグラファーの視聴料金が半額となる。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.dreamboat.co.jp/news/press_20071226.html
GDH P2Pネットワーク実証実験
http://bb.gonzo.co.jp/
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( 三柳英樹 )
2007/12/26 17:56
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