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ネット上の犯行予告で30人を検挙・補導、警察庁


 警察庁は30日、インターネット上における犯行予告の書き込みで、全国の警察が6月8日から29日までに30人を検挙・補導したことを明らかにした。

 警察庁では、東京・秋葉原で6月8日に発生した通り魔事件を受けて、通信業界団体に対してインターネット上の犯行予告を発見した場合には110番通報を要請するなどの対応を実施。これまでに、「明日4時に、小学生と生意気な中学生を果物ナイフで殺す」(小学生男子・11歳)、「新潟駅に火を放ちます!人も殺っちゃいます!」(無職男性・30歳)などの書き込みに対して、全国の警察が業務妨害や脅迫、軽犯罪法違反などの罪で検挙または補導を行なった。

 6月29日午後6時までに警察庁に報告があった、犯行予告に対する全国の警察による検挙・補導件数は29件・30人。内訳は、10代が14人、20代が14人、30代が1人、40代が1人。男性が26人、女性が4人となっている。


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URL
  警察庁
  http://www.npa.go.jp/

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( 三柳英樹 )
2008/06/30 19:38

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