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Webフィルタリング用のURLデータベースを構築しているネットスターは28日、「フィルタリングのカテゴリ分類情報サイト」を開設した。URLを入力することで、そのサイトが同社のデータベース上で何のカテゴリに分類されているか確認できる。
ネットスターのデータベースは、携帯・PHSキャリアではNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル、イー・モバイル、ウィルコムに提供されており、各社が提供する「ブラックリスト方式(特定分類アクセス制限方式)」のフィルタリングサービスで使われている。今回開設したネットスターのサイトで確認することで、企業などは自社で運営するサイトが携帯フィルタリングの規制対象になっているかどうか判断できるようになる。
ただし、このサイトでわかるのはカテゴリ分類まで。そのカテゴリが遮断されるかどうかはサービスごとに異なるため、各キャリアのサイトなどで規制対象のカテゴリを確認する必要がある。
URLを入力することでフィルタリングのカテゴリ分類を確認できるサービスは、ネットスターとサイバーエリアリサーチが運営する、迷惑メールの通報などを受け付けるサイト「meiwaku.jp」でも提供していた。しかしこちらは「Webプロフィール確認ツール」というもので、迷惑メールに記載されたURLから、そのサイトのカテゴリや、サーバーのIPアドレス、所在地などを調べることを目的としている。フィルタリングの対象となるかどうかを確認する手段としては、あまり知られていないという。
一方、未成年者の携帯フィルタリング義務化などもあり、企業は自社サイトが規制対象となるのかどうかキャリアに問い合わせることも増えているという。そこでデータベースを提供しているネットスターが今回、フィルタリングのカテゴリ分類についての情報を提供する専門サイトを開設することにした。
専門サイトでは、カテゴリ分類を確認できるほか、カテゴリ分類が間違っていると思われる場合や分類漏れをネットスターに通知するフォームも用意している。また、携帯フィルタリングに関するFAQも掲載している。
関連情報
■URL
フィルタリングのカテゴリ分類情報サイト
http://category.netstar-inc.com/
meiwaku.jp
http://meiwaku.jp/
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( 永沢 茂 )
2008/07/31 17:19
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