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Live2D Animatorの画面
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サイバーノイズは、アニメーション作成ソフト「Live2D Animator/Modeler」を6月1日に発売する。「Live2D」公式サイトでのダウンロード販売のみ。対応OSはWindows Vista/XP、Mac OS X 10.4以降。動作にはJava 5以降が必要となる。
価格は、キャラクターなどのモデルデータを作成する「Live2D Modeler」が2万3800円、モデルデータなどの素材を使って動画編集できる「Live2D Animator」が9800円、両製品セットで2万9800円。なお、5月20日から先行販売を開始しており、5月31日まで特別割引価格で購入できる。
「Live2D」は、2Dで描画されたキャラクターを立体的に見せて動きを付けることができる技術。IPAの「未踏ソフトウェア創造事業」の支援を受けて開発された。2008年に「Live2D Flash版」や「Live2D Modeler」のベータ版を無償公開。そこで得たユーザーからの意見も参考に、機能追加・改善を行い、今回の製品版(スタンダード版)発売に至った。
スタンダード版では、出力サイズに制限がないほか、アルファチャンネルによる透過書き出し、連番書き出しなどが可能となっている。また、書き出し時に「Live2D」のロゴが表示されることがない。今後はリップシンクにも対応する予定という。
サイバーノイズは、「『Live2D』ベータ版利用者の一部は、作成した映像を公式サイトからリンクされた『Live2D』専用掲示板や動画共有サイトにアップしており、利用者同士で鑑賞する状況になっている」と説明。なお、ソフトから動画共有サイトに直接アップロードする機能はない。
関連情報
■URL
Live2D
http://www.live2d.jp/
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( 野津 誠 )
2009/05/27 13:58
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