9種類のフレームワークを問題解決に活用できる「iFramework」
アプリ名 | iFramework(Ver.1.4) | |
こんなときに | もれのない思考で問題を整理したい | |
価格 | 無料 | |
配布 | Albatrus Co., Ltd. (C)Albatrus co.,Ltd. | |
URL | http://itunes.apple.com/jp/app/id504512011 |
●直接入力し、要素をまとめてメールで送信
物事を考える際、狭い視野でしか見られないと、どうしても偏った考え方に陥り、問題解決に至りにくい。そこで活用されているのが、考えの枠組みであるフレームワークだ。目的に応じたフレームワークに当てはめながら項目を埋めることにより、思考のクセを排除した分析が可能になる。
「iFramework」は、フレームワークに直接書き込みながら、問題を論理的に整理をしたり、解決するためのツールだ。現在対応しているのは、戦略分析向けの「SWOT分析」、マクロ環境分析向けの「PEST分析」、作業の優先順位を決める「緊急と重要」、販売力強化のための「マーケティングの4P」と、顧客の視点で見る「マーケティングの4C」、経営管理向けの「PDCAサイクル」、仕事のさせ方を考える「能力とやる気」、成長戦略分析向けの「アンゾフのマトリクス」、バリューイノベーション実現のための「ERRC(エリック)」の9種類。
アプリを起動したら、左上にある[+]ボタンをタップしてテーマ名を入力する。入力後、フレームワーク選択画面に進み、目的にあったフレームワークを選んでタップする。あとは表示された4つのボタンを順次タップし、テキストを入力していく。テキスト入力画面は、特に編集機能があるわけではないため、[編集]で開いたら要素を書き足していくだけだ。入力に順番はなく、また、1つのテーマで、複数のフレームワークに自由に入力できる。
入力後に全体を俯瞰してみることはできないが、選択中のフレームワークの入力内容をメールで送れるので、改めて表を作成する際の下書きとして活用できる。隙間時間に各項目を眺め、思いついたらすぐメモできる、分析作業専用のメモツールといえよう。本格的な分析はしなくても、何かを考える際のきっかけにも活用できそうだ。
なお、フレームワーク名の右端にある[i]ボタンをタップすると、フレームワークの簡単な解説も読める。
初回起動時は真っ白な「iFramework」 | 自分でテーマを入力する | 9種類のフレームワークから、目的にあったものを選ぶ | 右端の[i]をタップすると、簡単な解説が読める |
SWOT分析の画面 | 入力画面 | 書き込みのあるマスにはチェックマークがつく |
起動時の画面に戻ると、テーマが追加されているのが確認できる | 入力した内容は、テキストデータをしてメールで送信 | 「PEST分析」の例 | 「緊急と重要」の例 |
関連情報
2012/7/11 06:00
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