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ドアを開けたら荷物を抱えたロボットが? Amazonが人型のロボット配達員の起用を検討中

 Amazonが荷物の配達に人型ロボットの起用を検討中であることを、海外メディアが報じている。

 Amazonはすでに二足歩行ロボット「Digit」を実用化し、配送業務の効率化に役立てているが、現在は物流拠点で人間が行う作業の補助をするにとどまっており、自ら屋外へと出ることはなかった。今回、「The Information」が報じたのは、こうした拠点内での作業ではなく、荷物の配達補助を現場で行う人型ロボットで、配送用の電気自動車の後部座席に乗り、荷物とともに移動。配送先に到着すると車から「飛び降り」、荷物を配送先に持参する役割を担うという。カリフォルニア州のオフィスに屋内障害物コースを設置し、さまざまな人型ロボットのテストを行って見極めていく計画のようだ。Amazonは鳴り物入りでスタートしたドローン配送で複数のトラブルが報告されており、その代替となる可能性や、あるいはドローン配送と組み合わせてラストワンマイルを受け持つといったこともありそうだ。